クモが自分の糸にかからないわけは?

クモは益虫ですね。

クモの糸は、ほんとうによくできています。なにしろ相手がすばしっこくって、敏感な虫たちばかり。それを捕まえるのですから、細くて、すきとおっていて、なおかつ丈夫で、弾力性に富んでいなくてはなりません。

あみにかかった虫たちは、必死にもがいてあみから逃れようとしますが、もがけばもがくほど、あみはからまるばかり。

そのとき、猛烈な勢いでクモが姿を現し、えものめがけて次々に糸を投げかけ、ぐるぐる巻きにしてしまいます。そして、ゆっくりとごちそうにありつくという寸法です。

ところで、えものがひっかかるのは、あみがネバネバしているためですが、クモの足からは油がにじみ出ていて、それにからまることはありません。

ためしに、クモの足をベンジンでふいてからあみにかえしてやると、たちまちねばりついてしまいます。

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