素粒子の世界では時間移動が可能といわれています。
タイムマシンの実用化も近いような気がしていますが、果たして・・・
未来へのタイムトリップ、これは原理的に可能です。
アインシュタインの相対性理論によれば、光速に近づいた宇宙船内部の時計はゆっくり進みます。
もし、将来そんな高速度の宇宙船が実現されれば次のようなことが起こると予想されます。
宇宙船で出発した十五歳のA君の時計はゆっくり進むので二十年の宇宙旅行を終えて地上に帰ったときはまだ三十五歳。
ところが、地球上では五十年たっているため、クラスメイトはみな六十五歳になってしまっていた。
この場合、A君は宇宙船というタイムマシンで三十年後の未来に行ったことになります。
こうしたことが原理的に起こりえるとアインシュタインは述べています。
もっとも、光速度に近い宇宙船をつくれるようになるのは、はるか先のことだと思われますが…。
逆に過去に行くことはどうかといえば、未来からきた人物によって歴史が変えられてしまう可能性があるのでそんなタイムトリップは許されません。
相対論も過去へは絶対行けないとしています。